「シャープ塩谷太陽光発電所」完成
シャープは12月8日、栃木県の「シャープ塩谷太陽光発電所」が11月28日より営業運転を開始したと発表した。
「シャープ塩谷太陽光発電所」は、シャープと芙蓉総合リースが共同出資する合同会社クリスタル・クリア・ソーラーの開発による太陽光発電所。
立地場所は、栃木県塩谷郡塩谷町の約6.4ヘクタールの敷地。出力は約2.6メガワット(ダイレクトカレント)。年間予想発電量は、一般家庭約790世帯分の年間消費電力量に相当する、約286万キロワット時を見込む。
サプライヤー視点から事業運営者視点へ
シャープは1959年に太陽電池の開発に着手し、その後50年以上にわたって太陽光発電の開発を続けてきた。
大規模太陽光発電事業に本格参入したのは2012年。タイ・ロッブリ県に建設した73メガワットの太陽光発電所を皮切りに、国内でもメガソーラー分野に参入。クリスタル・クリア・ソーラーが2013年に開発した「シャープ多奈川太陽光発電所」を始め、全国各地で発電所の建設・運営を行っている。
今後もサプライヤー視点にとらわれず、発電事業者の視点からもプロジェクトを俯瞰し、新たなメガソーラー技術の開発や発電事業を積極的に進めていく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
シャープ株式会社のニュースリリース
http://www.nikkan.co.jp/newrls/pdf/20141208-19.pdf