ブラジルのペトロブラス社からFPSOを受注 三井海洋開発

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ブラジルのペトロブラス社からFPSOを受注 三井海洋開発

2014年12月06日 14:00

ブラジル向けFPSOを建造

三井海洋開発は、12月2日、ブラジルの総合建設会社であるシャヒーングループと共同で、ブラジルの国営石油会社であるペトロブラス社より、FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)1基の建造及びチャーター契約の発注内示書を受領したことを発表した。

なお、今回で、同社のブラジル向けFPSOの受注は12基目に数えられるという。

受注概要

今回受注したFPSOは、日量15万バレルの原油生産能力、日量1億7,600万立方フィートのガス生産能力、日量20万バレルの水圧入能力、約160万バレルの原油貯蔵能力を有する「海洋石油・ガス生産設備」だ。

ペトロブラス社が保有するタルタルーガ・ベルデ油田及びタルタルーガ・メスティサ油田の開発プロジェクトに用いられる計画で、「多点係留」と呼ばれる係留方式により、リオデジャネイロ州マカエ市南東方沖合約125キロメートル、水深約765メートルの海上に係留されるという。

なお、完成後は三井海洋開発の関連会社が保有し、ペトロブラス社に対し20年のチャーターサービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)の提供を行う計画で、現地到着時期は2017年第3四半期をめざす。

ブラジルのオフショア事業に注目

三井海洋開発は、FPSOの建造、チャーター、オペレーション等を提供する日本唯一のプロフェッショナル企業だ。

同社は今後もブラジルにおけるオフショア油田開発プロジェクトの積極受注に努め、同国のエネルギー産業の発展に貢献していく方針である。

(画像はホームページより)

▼外部リンク

 

三井海洋開発 ニュースリリース
http://www.modec.com/up_pdf/20141202_pr_tartaruga_jp.pdf

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