PV用大型ハイブリッドSiC DIPIPM(TM)
三菱電機株式会社はダイオード部にSiC(炭化ケイ素)を用いた「PV用大型ハイブリッドSiC DIPIPM(TM)」を発売する。
なお、「DIPIPM 」は「Dual−In−Line Package Intelligent Power Module」の略で保護機能付き制御素子を内蔵したインテリジェントパワー半導体モジュールのことだ。
今回の製品においては、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託研究成果の一部を活用している。
三菱電機はスイッチング素子と、制御ICを内蔵したトランスファーモールド構造のインテリジェントパワー半導体モジュール「DIPIPM」を製品化した。
太陽光発電用パワーコンディショナーの電力変換効率化
「DIPIPM」は産業用モーターのインバーターや、エアコン、洗濯機、冷蔵庫などの白物家電に採用されている。特にインバーター機器の小型化や省エネ化に貢献している。
最近では消費者の節電と環境保護への意識が高まったことによって、太陽光発電用パワーコンディショナー市場においては電力変換の効率が求められている。
「PV用大型ハイブリッドSiC DIPIPM(TM)」ではSiC−SBDと第7世代IGBTの搭載によって電力の損失を低減。インバーターシステムの低消費電力化や小型化を実現する製品となる。
発売の概要
製品名:PV用 大型ハイブリッドSiC DIPIPM
形名:PSH50YA2A6
概要:50A/600V
サンプル価格(税抜き):20,000円
発売日:11月28日
(ニュースリリースより引用)
製品名:PV用 大型ハイブリッドSiC DIPIPM
形名:PSH50YA2A6
概要:50A/600V
サンプル価格(税抜き):20,000円
発売日:11月28日
(ニュースリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱電機株式会社 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2014/