自然エネルギーを活用したデジタルサイネージを新開発

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自然エネルギーを活用したデジタルサイネージを新開発

2014年11月07日 17:00

省エネルギー型サイネージを開発

大日本印刷は、11月6日、太陽光発電と風力発電、蓄電池を組み合わせた自然エネルギーシステムを搭載した、省エネルギー型のデジタルサイネージ(電子看板)を開発したことを発表した。

地球温暖化対策の観点と、大規模な災害が発生した際には交通機関や電力がストップする可能性があることを鑑み、今回、自然エネルギーを活用したサイネージを開発するに至ったという。

機器の特長

情報表示機器には液晶ディスプレイ(21.5型)と可変型電子ペーパー(10.7型)、時計表示電子ペーパーを搭載した。

電子ペーパーは、表示中は電力を消費せず、情報の書き換え時のみ電力を消費。非常時等には、自然エネルギーで電子ペーパーを稼働させて災害情報、避難情報等を発信する。

また、蓄電池を搭載しているため、停電時でも約14時間稼働可能だ。
 

今後の展開

2014年11月6日から約1年間、社内に新開発したサイネージを設置し、発電量や機器の耐久性などの検証や、非常時を想定した情報配信コンテンツに関しての実証実験を行い、その結果を踏まえて販売する計画だ。

なお、将来的には、公共施設、公園、学校などの避難指定場所や商業施設、街中での人通りの多い幹線道路などへの設置をめざす。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

 

大日本印刷 ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/news/10104402_2482.html

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