新棟を建設
ロームは、11月5日、需要が拡大するLSI後工程の生産能力強化に向けて、タイの製造子会社であるROHM Integrated Systems(Thailand)Co., Ltd(以下、RIST)に新棟を建設することを発表した。
新棟の概要
RIST新棟は、地上3階RC構造で、建築面積は9,600平方メートル、延べ床面積28,800平方メートルを有し、LED照明や高効率の空調設備の導入などで省エネ化に努める方針だ。
また、万全のBCM(事業継続マネジメント)体制を整え、洪水対策として1階部分を3メートル嵩上げする計画である。
なお、現在は詳細設計を進めている段階で、2014年12月より着工、2015年12月に竣工する予定だという。
生産能力増強へ
ロームグループでは、これまで最先端かつ高効率の製造装置に更新することにより、生産能力の強化に取り組んできたが、新棟を建設することで、さらなる生産能力強化を推進する考えだ。
今後も引き続き、市場の状況を的確にとらえ、多拠点生産体制や在庫管理、設備の防災化などに徹底して取り組むことで、顧客ニーズに応えるとともに、安定供給に努めるかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
ローム ニュースリリース
http://www.rohm.co.jp/web/japan/news-detail