LNGプロジェクトの基本設計役務を受注
日揮は、10月30日、PT Rekayasa Industri社、KBRインドネシア社、および同社の現地法人JGCインドネシア社と共同で、タングーLNGプロジェクトの第3トレーン追加工事に係わる基本設計役務を受注したことを発表した。
同社には世界のLNGプラント全生産量のうち約30%の建設実績がある。今回の受注は、同社のLNGに関する高い技術力等が総合的に評価されたものと考えられる。
(画像はホームページより)
プロジェクトの概要
BP主導の共同事業体は、インドネシア共和国首都ジャカルタの東約3,200キロメートルの西パプア州ビンツニ地区にてオフショアガス田を開発中。タングーLNGプロジェクトは、このオフショアガス田から供給される天然ガスを液化するプロジェクトである。
日揮は、今回、年産380万トンのLNGプラント増設に係わる基本設計役務を受注。
2005年よりKBR社等と共同で、既存2トレーンの設計・機材調達・建設工事役務を遂行してきたが、今回の第3トレーン追加により、プラント全体の生産能力は年産1,140万トンに達する見込みである。
LNGプロジェクトを推進
日揮は現在もインドネシア、豪州、ロシア等で数多くのLNGプロジェクトを手掛けているところだ。
同社は今後も強みをいかし、積極的に受注活動を行う方針である。
▼外部リンク
日揮 ニュースリリース
http://www.jgc.com/jp/04_media/01_news/2014/release