大空間を実現する複合梁を発売
パナソニック エコソリューションズ社は、「木＋鉄」の複合梁テクノビームの商品ラインアップに、グランドテクノビーム（9.0および12.0）を新たに追加し、10月1日より構造設計の受付を開始した。
同社オリジナルの耐震住宅工法「テクノストラクチャー工法」のプラン対応力のさらなる向上をめざすとし、同工法を採用している住宅会社を通じて販売をしていくという。
（画像はトピックスより）
新製品の概要
グランドテクノビームは、スパン長さ最大10メートルの対応が可能。高齢者施設などでニーズの高い大空間や広さを必要とする空間設計の自由度に貢献する。
また、梁の大きさ（高さ）を抑制できるため、木梁で同性能を確保する場合に比べ、天井高や配管の制約も減少。
さらに、現場でグランドテクノビームをつなぎ合わせる「剛接合対応」により、ロングスパン対応にもかかわらず、分割搬送ができるのがメリットだ。
建築物の木造化
近年、国産材の活用、なかでも建築用木材の利用拡大を目的に、非住宅も含めた建築物の木造化が推進されている。
なお、同社の2015年度販売目標については、高齢者施設など大規模木造建築物100棟をめざす。
▼外部リンク
パナソニック トピックス
http://panasonic.co.jp/news/topics/2014/127958.html