ブラジルで油層を発見
国際石油開発帝石は、10月8日、ブラジルの子会社であるINPEX社を通じて権益を保有する、ブラジル南東沖エスピリトサント堆積盆BM-ES-23鉱区における評価井掘削の結果、油層を発見したことを発表した。
この鉱区では、オペレーターのペトロブラス社が65%、パートナーのシェル社が20%、同社が15%の参加権益を保有し、共に探鉱事業を推進中である。
(画像はプレスリリースより)
良好な油層を確認
今回油層を発見した探鉱鉱区は、ブラジル南東部エスピリトサント州沖合約115キロメートル、水深1,800メートルから2,000メートルの大水深域に位置している。
今回の掘削では、深度3,500メートル付近にて坑井内に測定器を降ろし、坑井周辺の地層内の密度や孔隙率等を計測、地層流体の採取することにより、良好な油層が確認されたという。
今後、データの解析や評価を行い、新たな原油・天然ガスの胚胎の可能性を調査するべく、さらに深度約4,500メートルまで掘削をすすめる計画だ。
さらなる油層発見を
同社は、上流事業の持続的拡大を成長目標のひとつとして掲げている。
これからも大水深域を含む有望地域で積極的に探鉱活動をすすめていくかまえだ。
▼外部リンク
国際石油開発帝石 プレスリリース
http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2014/20141008.pdf