大型医療施設の受注
清水建設は、9月10日、地元企業とのJVにより、シンガポールで大型の医療施設「チャンギ総合病院メディカルセンター」を同国厚生省から受注したことを発表した。
なお、同社は国際入札参加11社の中から最終的に落札。工期・コストの削減を実現する方法を提案したことが受注につながったとしている。
(画像はニュースリリースより)
新メディカルセンター概要
チャンギ総合病院メディカルセンターは、外来患者用の革新的な専門クリニックとして運用される計画だ。
チャンギ国際空港近くに位置する同総合病院の敷地の一角に建設され、規模は、地上9階、地下3階、建築面積4,575平方メートル、延べ床面積64,497平方メートルを有する大型医療施設である。
なお、受注金額は約150億円で、近日中に契約を締結する予定。完工は2017年6月をめざす。
シンガポールの医療施設に積極営業
シンガポールでも高齢化がすすんでいることから、今後も高水準の医療施設の増加が見込まれる。
同社では、これまでもナショナルハートセンターや、イーシュンコミュニティ病院(施工中)の実績があり、どちらも高い評価を得ていることから、引き続き積極的な受注活動を推進していくかまえだ。
▼外部リンク
清水建設 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2014/2014027.html