空港跡地に建設
オリックスは9月1日、九電工と、鹿児島県枕崎市の枕崎空港跡地にてメガソーラー発電所「枕崎市枕崎空港跡地第一発電所・第二発電所」の運転を開始したことを発表した。
枕崎空港は、1991年1月に開港した日本初のコミューター空港だが、財政や市民への負担に配慮し、昨年3月に空港を閉鎖。その後、オリックスと九電工はメガソーラー発電所の開発に取り組んできたという。
(画像はニュースリリースより)
全国初の取り組み
「枕崎市枕崎空港跡地第一発電所・第二発電所」は、敷地面積129,000平方メートル、パネル枚数33,544枚を有する全国初、空港跡地を活用したメガソーラー発電所だ。
最大出力は8,218kW(8.2MW)、年間予想発電量は一般家庭約2,550世帯分の消費電力に相当する約9,185,900kWhを見込む。
なお、以前利用されていた空港ターミナルビルは、枕崎市や第三セクターへの寄付により、発電所の見学・学習スペースや天文観測所が設置されているという。
エネルギー関連事業を積極展開
オリックスと九電工は、今後も新しい付加価値を提供し続けたいとしている。
また、再生可能エネルギーをはじめとするエネルギー関連事業の展開を積極的に推進していくかまえだ。
▼外部リンク
オリックス ニュースリリース
http://www.orix.co.jp/grp/news/2014/140901_ORIXJ.html
九電工 ホームページ
http://www.kyudenko.co.jp/