水上設置型メガソーラーが誕生
京セラは、8月29日、京セラTCLソーラーが、フランスに本社を置くシエル・テール社から水上架台(水上に太陽電池モジュールを設置するための浮体構造物、以下、フロート)の提供を受け、水上設置型メガソーラー発電事業に取り組むことを発表した。
なお、同社は2012年、東京センチュリーリース(以下、TCL)と共同出資により、太陽光発電事業向けのSPCである、京セラTCLソーラーを設立。
既に全国28カ所で太陽光発電所を開発しているが、今回の水上設置型は第1号案件で、建設開始は2014年9月を予定しているという。
(画像はニュースリリースより)
新発電所概要
水上設置型の新発電所の発電出力合計は約2.9メガワットで、兵庫県加東市の西平池と東平池に設置される。なお、西平池に建設予定のメガソーラー発電所は、水上設置型では世界最大規模になるという。
TCLは発電設備に対するリースなど提供し、京セラおよびそのグループ会社は太陽電池モジュールと周辺機器の供給、建設、保守、維持管理を担当。また、シエル・テールはフロートと水上設置に関わる技術を提供していく予定だ。
循環型社会の実現へ
京セラTCLソーラーでは、合計約60メガワットの水上設置型メガソーラー発電所の開発を今年度中にすすめていく計画である。
これからも地球環境保全に努め、再生可能エネルギーの普及を推進していくかまえだ。
▼外部リンク
京セラ ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2014/0801_imka.html
東京センチュリーリース ホームページ
http://www.ctl.co.jp/