原油を発見
JX日鉱日石開発は、8月19日、100%出資するオーストラリア現地法人が、オーストラリア北西大陸棚海域WA-435-P鉱区(西オーストラリア州・カニング堆積盆)内のフェニックス・サウス構造において、原油を発見したことを発表した。
また、この鉱区周辺でも同様の構造が見受けられるとし、今後さらなる原油の発見が期待できるという。
(画像はJX日鉱日石開発のホームページ)
発見概要
西オーストラリア州ポート・ヘッドランドの沖合約180キロメートルに位置する、「試掘井フェニックス・サウス1号井」において物理検層およびサンプルを採取。
深度4,160~4,500メートルの三畳系下部ケラウドレン層において、厚さ26~46メートルの油層を少なくとも4層発見できたという。
また、同試掘井については、現在も地層評価の作業中。今後、炭化水素胚胎の規模を算定するため、得られたデータを精査していく計画である。
商業開発へ
JX日鉱日石開発では、オーストラリア北西大陸棚海域において、これからも鉱区パートナーとともに石油・天然ガスの探鉱・開発案件に積極的に取り組むかまえだ。
そして、探鉱・評価作業を継続することで、将来的には商業開発をめざす。
▼外部リンク
JX日鉱日石開発 ニュースリリース
http://www.nex.jx-group.co.jp/newsrelease/2014/