BTS型物流施設を開発
オリックス株式会社は、大阪府枚方市においてBTS型物流施設の開発が決定したと発表した。 BTS型とは、建物の一定の汎用性を確保しながらも建築着工前にテナントを決定。それから入居テナントの要望を取り入れるという形態だ。
オリックスグループの物流投資事業は、2003年よりBTS型施設の開発を中心に始まり、2008年頃からはそれまでのノウハウの蓄積を生かし、マルチテナント型施設の開発に移行した。これまで30万坪弱の開発を手掛けている。マルチテナント型は複数のテナントの入居を想定した、汎用性が高い形態だ。
(画像はプレスリリースより)
関西圏の中でも利便性がよい立地
今回の事業の開発地は、第二京阪道路「枚方東」インターチェンジと「枚方学研」インターチェンジから約3km。JR片町線「長尾」駅からは約1.5kmの工業団地内にある。関西圏内陸部はBCPの観点から需要が高いため、物流施設向けの開発用地として好立地だ。
現時点ではオーティーティーロジスティクス株式会社への一棟貸がすでに決定しており、10,629.36平方メートルの敷地に、地上5階建、延床面積20,398.12平方メートルの施設を2014年9月に工事着工、2015年7月末に竣工予定だ。
▼外部リンク
オリックス株式会社 ニュースリリース
http://www.orix.co.jp/grp/news/2014/140811_ORIXJ.html