ゴミ埋立地の太陽光発電に補助金
環境省は8月8日、平成26年度「廃棄物埋立処分場等への太陽光発電導入促進事業」の公募を開始した。
「廃棄物埋立処分場等への太陽光発電導入促進事業」は、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金により、環境省が進める事業。廃棄物埋立処分場等に350kW以上の太陽光発電を導入する事業に、補助金を支給するものである。
不安定な地盤の廃棄物埋立処分場に太陽光発を設置する際には、様々な技術が必要とされる。
(画像は、環境省のホームページより)
開発費の半分を環境省が補助
特に求められるのが、発電設備や廃棄物の重さによる沈下対策である。また、災害時の対処方法の確立も重要となる。さらに、排水処理やガス抜き等、最終処分場を維持管理するためのシステム、地盤沈下量等を計測するモニタリング機器類を完備させておく必要もある。
そこで補助対象事業者を公募し、最先端技術による太陽光発電の導入を促進させるのが狙いだ。
公募期間は8月8日~9月8日17:00まで。補助費は、開発にかかる費用の1/2となっている。補助対象に採択された事業は、実施年度から翌年度までに、太陽光発電事業を開始しなければならない。
提出先・問い合わせ先は環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課 調査係(〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2)。
▼外部リンク
環境省の報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/press.18510