世界遺産のまちに建設
ソーラーフロンティアと平泉町は7月25日、岩手県西磐井郡平泉町平泉字黄金沢地内に、13MW(1万3千キロワット)のメガソーラーを建設することを発表した。
なお、平泉町では、このプロジェクトを再生可能エネルギーと歴史的資産が共存するシンボルと位置づけ、収入の1部を歴史的資産の保全のために活用することも計画中だ。
(画像はニュース一覧2014年より)
新発電所概要
ソーラーフロンティアと平泉町の共同プロジェクトは、平泉町が主体となり、約30ヘクタールの事業用地に建設される。
新メガソーラー発電所の年間発電量は、平泉町の全2,630世帯の年間電力消費量とほぼ同等となる計画で、発電された電力すべてを東北電力に売電していく。
なお、建設は2015年3月に開始され、2016年完成予定。完成後はソーラーフロンティアが発電事業者となり、同発電所を運営するという。
自然と歴史共存の新しい形を
平泉町は、自然と歴史を活かしたまちづくりを進めており、このプロジェクトでは、CIS薄膜太陽電池の実発電量の高さ、積雪時においても雪が滑り落ちるなど、デザイン性の高さも認められたとしている。
平泉町とソーラーフロンティアは、メガソーラーを通じて自治体と新しい環境づくりに取り組み、歴史的資産の保全に努めていく。
▼外部リンク
ソーラーフロンティア・ニュース一覧2014年
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2014/
岩手県平泉町のホームページ
http://www.town.hiraizumi.iwate.jp/site/