物流施設の建設で、契約締結
三菱地所と東京流通センターは7月15日、「プロジェクトマネジメント支援業務委託契約」を締結したと発表した。
契約の締結により、東京流通センターが大田区平和島の南部流通業務団地内に所有する「物流ビルB棟」の建替えに関し、三菱地所がプロジェクトマネジメント支援業務を行うことになった。
「新B棟(仮称)」は、延べ床面積約17万平米。地上6階建ての物流施設となる予定だ。「次世代型ニーズに対応する高機能」、「安全・安心」、「災害時の事業継続機能」、「入居者が働きやすい環境整備」、「周辺環境への配慮」の5つのテーマを掲げ、2017年夏頃の竣工を目指す。
(画像はプレスリリースより)
今後は、物流施設事業を積極展開
三菱地所は昨年4月、「物流施設事業部」を新らたに設置した。中核業務である「オフィス」、「住宅」、「商業施設」に次ぐ大きな柱となる事業とて位置づけ、首都圏・名古屋・大阪・福岡等の大都市圏を中心に、日本全国で積極的に事業展開をする方針だ。
「新B棟(仮称)」プロジェクトに関しても、これまで培ってきたノウハウを活用し、事業推進支援・開発計画についてのアドバイスや、関係者間の調整など、プロジェクト全体を統括的に支援していく。
▼外部リンク
株式会社東京流通センター、三菱地所株式会社のプレスリリース
http://www.mec.co.jp/j/news.pdf