復興まちづくりのために公営住宅を建設
独立行政法人 都市再生機構(以下、UR都市機構)は、宮城県名取市の集合災害公営住宅の建設に着工する。
名取市では昨年10月より、下増田地区防災集団移転促進事業を進めている。移転促進事業では、北釜地区、広浦地区、杉ケ袋北地区、杉ケ袋南地区の4地区からの集団移転を受け入れるために、新たな住宅施設を建設する。集合災害公営住宅(団地)の名称は「美田園北」。
今般、名取市が行っていた造成工事が完了したため、いよいよ住宅建築に取り掛かることとなった。7月23日、建設工事の安全を願う安全祈願祭と、起工式を建設地内で執り行う。
(画像はニュースリリースより)
集合住宅1棟と、戸建て住宅42戸を建設
UR都市機構が下増田地区災害公営住宅で建設するのは、集合住宅と戸建て住宅である。
集合住宅は鉄筋コンクリート造5階建で、1LDK(2DK)10戸、2LDK8戸、2LDK(3DK)20戸、3LDK(4DK)10戸、車いす対応の2LDK2戸の計50戸。平成27年7月に完成する予定だ。
戸建て住宅は平屋1LDK4戸、平屋2LDK(3DK)14戸、2階建2LDK(3DK)11戸、2階建3LDK(4DK)13戸の計42棟。完成予定時期は、平成27年3月。
▼外部リンク
独立行政法人 都市再生機構のニュースリリース
http://www.ur-net.go.jp/press.pdf
下増田地区防災集団移転促進事業移転先団地造成工事について/宮城県名取市の公式サイト
http://www.city.natori.miyagi.jp/node_27070