現地採用者のための研修施設オープン
竹中工務店は、7月3日、海外現地法人・タイ竹中が、体験型研修施設「タイ竹中技術訓練場TAKSA(タクサ)」を、バンコク郊外のバンパコン地区に建設し、研修を開始したことを発表した。
なお、この施設は中長期的なタイでの事業展開を視野に、ローカルスタッフの施工管理能力の更なる向上、知識・技術の伝承、品質確保が目的であるとしている。
(画像はニュースリリースより)
施設概要
「タイ竹中技術訓練場TAKSA」はタイのバンパコン地区アマタナコン工業団地内に建設され、敷地面積は2,400平方メートル、延べ床面積378平方メートルの平屋建てである。
コンテナハウスを切り妻屋根で覆ったシンプルな形で、自然換気、自然採光を取り入れた省エネ建築が魅力。施設内には、仕上げや設備工事における実大サンプルを多数展示しているという。
なお、将来は施設の拡張も視野に入れ、今後計画する予定だ。
TAKSAの位置づけ
講師も生徒もローカルスタッフなのが特徴で、研修の企画から学習プログラムの策定・実施まで、現地の問題・実情に合わせた「現地目線」で運営していく。
今回入社5年未満の初級コースを開講したが、今後は中級・上級コースも実施予定である。
なお、将来は、東南アジアにおける「教育のハブ」になるよう、カリキュラムや施設の充実を図るかまえだ。
▼外部リンク
竹中工務店・ニュースリリース
http://www.takenaka.co.jp/news/2014/07/01/index.html