日本で太陽光発電事業開始
ゲスタンプ・ソーラーは、6月30日、経済産業省が推進する再生可能エネルギー導入政策のもと、日本における同社初の太陽光発電プロジェクトを発表した。
同社は、スペインのマドリッドに本拠を置く世界有数の太陽光発電企業で、2012年より日本でも事業を行っているという。
なお、このプロジェクトは、日本国内の外資系企業による最大規模のソーラーパワー・プラント開発になる予定である。
(画像はプレスリリースより)
新発電所概要
ゲスタンプ・ソーラーは、新発電所の建設にあたり、6月26日、ドイツ銀行東京支店との間で、国際的なプロジェクト・ファイナンス基準に則した約111億円のノンリコース型コンストラクションローン契約を締結。
新発電所は、茨城県大子町の元ゴルフ場、計40ヘクタールの敷地に建設され、総出力は31.6メガワットになる予定で、発電されたクリーンエネルギーは、東京電力を通じ1万世帯以上に供給される。
なお、1年以内の完工をめざし、2015年4月までに稼働する計画だという。
長期的な視点で事業展開
ゲスタンプ・ソーラーは、太陽光発電プラントの開発、建設、運営、保守を、スペインをはじめ、米国、インドなど、世界各地で行っている。
これら豊富な実績をいかし、日本の再生可能エネルギー分野において長期的に事業を実施していくかまえだ。
▼外部リンク
ゲスタンプ・ソーラー/プレスリリース
http://www.gestampsolar.com/ja/media/information/