3Dプリンターを活用してカスタマイズパーツを開発
丸紅情報システムズ株式会社(東京都渋谷区)と、セグウェイジャパン株式会社(神奈川県横浜市)は2014年6月24日、セグウェイに対応するカスタマイズパーツを、3Dプリンタで作製する共同プロジェクトをスタートした。
(画像はニュースリリースより)
「セグウェイ」は、直観的な操作で走行できるクリーンな移動手段として全世界で注目されている話題の搭乗型移動ロボット。公道での走行は、日本では道路交通法上認められていないが、空港やイベント会場、ショッピングモールなどの私有地内のほか、公園などの散策ツアーでも活用されている。
実用化に向けた開発や実証実験を共同で実施
ストラタシス製3Dプリンタシステムの提供を行う丸紅情報システムズでは、ものづくりを行うユーザーへ向け、より手軽にDDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)」を活用できる設計生産支援「MSYSオンデマンド生産サービス」を提供している。
「DDM」とは3DCADデータから直接3Dプリンタで製品や治工具を製造するプロセスで、金型を必要とせず、1つからでも生産することもできるため、開発期間の短縮やコスト削減などの効果が期待できる。
今回の共同開発プロジェクトによって、3Dプリンタによる直接生産で、細かな要求に対応できるカスタマイズパーツを開発、提供までの時間を短縮することで、国内外のパーソナルモビリティの多様化や、さらなるビジネス拡大が期待される。
▼外部リンク
ニュース一覧 – 丸紅情報システムズ MSYS公式サイト
http://www.marubeni-sys.com/news/2014/0624.html