苫小牧市でメガソーラー事業を開始
丸紅は6月18日、北海道苫小牧市においてメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設、発電事業を行うことを発表した。
なお、同社の国内メガソーラー案件は同件を含め8件、14カ所になるという。
(画像はニュースリリースより)
発電所概要
新発電所は、苫小牧市東部の沼ノ端工業団地に建設され、発電出力は29.8MW、年間予想発電量は一般家庭約9,000世帯分の年間消費電力量に相当する約3,200万キロワット時を見込む。
また、発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用して北海道電力へ売電し、完工後20年間発電事業を実施していく予定だ。
なお、この事業は新設した100%出資の運営会社(とまこまい勇払メガソーラー)を通じて行われ、商業運転開始は2015年10月をめざす。
再生可能エネルギー利用の普及へ注力
沼ノ端工業団地は、大規模企業の立地を目的とした事業用地として計画されており、丸紅はこの土地利用を通じて、地域社会に貢献していく。
また、これからもメガソーラーだけでなく、中小水力発電など、環境負荷の少ない再生可能エネルギー利用の普及に努める構えだ。
▼外部リンク
丸紅・ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2014/release/140618.pdf