外壁材『APS外壁外断熱耐震補強パネル』
株式会社エイブルは賃貸物件オーナーを対象に、外壁材『APS外壁外断熱耐震補強パネル』を用いたリノベーションのコンサルティングを開始すると発表した。今夏からは首都圏内を対象。その後順次エリアを拡大し、全国展開を行っていく。
『APS外壁外断熱耐震補強パネル』は、外側から施工できるパネルだ。そのため賃貸中であっても入居者を退去させることなくリノベーションが可能だ。
また建替えが困難な物件であったとしても、『APS外壁外断熱耐震補強パネル』を利用することによって、新たな外観の物件にすることができる。
(画像はプレスリリースより)
入居中でも施工が可能
リノベーションシステムのメリットとしては一般的な木造軸組工法耐力壁と比較すると、壁倍率が2.9倍だ。そのため耐震性能が向上し安心で安全な物件を賃貸できる。
フェノールフォームとLow−Eガラスを組み合わせた高性能建材導入しているため、熱伝導率0.041w/m・Kをクリアしている。なおこの熱伝導率は、経済産業省が省エネリフォーム推進事業で定めているものだ。
このパネルは三井住商建材株式会社と連携し、APS工法を開発した株式会社アップルピンシステムズが提携している工場で製造、配送を行う。そのため地域に格差が無く、工期も短縮できる。
また公益社団法人日本建築士連合会の協力を元に、専攻建築士が建物の耐震診断を実施。全国各地の工務店と共に体制を整えていく。
▼外部リンク
株式会社エイブル
http://www.able.co.jp
プレスリリース(日経プレス)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID