英領北海21/6b(Avalon)鉱区試掘で原油を確認
住友商事は5月21日、同社の英国現地法人Summit Petroleum Ltd.(以下「SPL」)が50%の権益を保有する探鉱鉱区、21/6b鉱区を試掘したところ、原油の存在が確認できたと発表した。
英領北海は、埋蔵量の豊富さで世界的に有数な油田開発エリアとて知られる。住友商事は1980年代から英領北海に進出し、石油開発事業を進めてきた。
(画像はニュースリリースより)
油田開発の主導権を握る21/6b鉱区
今回原油が確認できた21/6b鉱区は、2012年に英国政府のエネルギー・気候変動省が実施した第27次公開入札の際に付与された、3探鉱鉱区のうちの1つ。
SPLが保有する3つの鉱区中で唯一、ライセンスオペレーターとして油田開発の主導権を握るエリアである。
位置は北海約150キロメートルの沖合いで、水深は約110~130メートル。周囲に生産油ガス田が多数存在するため、「Avalon」プロスペクトと名付けられいる鉱区で、入札当初から豊富な埋蔵量が期待されていた。今後は埋蔵量の評価・分析を実施し、開発計画を進めていく。
▼外部リンク
住友商事株式会社のニュースリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27879