四日市工場の第2棟を建て替え
東芝が四日市工場の第2棟を建て替えると発表した。今月から解体及び撤去作業を始め、9月に起工。2015年夏に竣工する予定だ。
四日市工場第2棟は、免震構造を採用する。免震構造というのは、地震時の揺れを吸収する構造のことだ。またLED照明を全面に展開し、最新の省エネ製造設備を導入する。
そのため今後は生産性向上などによって、省エネや工場廃熱を有効に利用。燃料消費削減などを行い、CO2の排出量を低減。環境面工場とする計画だ。
(画像はプレスリリースより)
環境面にも配慮した工場に
東芝とサンディスクが共同で設備投資を行う覚書に合意。東芝が旧建屋解体や撤去・新建屋建築を担当。そして東芝・サンディスク共同で、製造設備を導入する。 具体的な設備導入や、生産開始時期や生産能力、生産計画等については、両社共に今後決定していく。
第2棟を建て替えた後は、3Dメモリ専用工程を行う補助棟として活用する。土地・動力・製造設備を最大限活用することによって、効率的な切り替え投資となる。
東芝とサンディスクは、生産効率を一層向上させるために、次世代露光や成膜、エッチングなどの最先端である装置を導入する計画だ。市場動向にあわせながら設備投資や微細化、新規メモリの開発などを積極的に展開していく。
2015年度後半以降には、2Dメモリから3Dメモリへの切り替えを目指す。
▼外部リンク
東芝 プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_05/
サンディスク
http://www.sandisk.co.jp