一括受注した国内最大規模のメガソーラー発電所が竣工
日立製作所(以下、日立)は、4月23日、国内最大規模のメガソーラー発電所「大分ソーラーパワー」が、竣工したことを発表した。
今回竣工した新発電所は、2012年11月、日立が大分ソーラーパワーより、システムの設計・調達・製造・据え付け・調整を一括して受注し、大分ソーラーパワーが大分県大分市に新設したものである。
なお、日立は、大分ソーラーパワーと20年間の長期保守契約を締結し、高効率で高品質な保守サービスをしていくという。
(画像はニュースリリースより)
新発電所の概要
新発電所の敷地面積は105ヘクタール、発電出力は国内最大規模となる82MWだ。年間予想発電電力量は8,700万kWhで、これは一般家庭約3万世帯分に相当するという。
システムには日立の高効率パワーコンディショナーと、待機電力を抑えたアモルファス変圧器を組み合わせ、天候にあまり左右されない発電量増加を目指す。
また、システム建設においては、日立初、型枠を設置しないコンクリート連続打設工法(スリップフォーム工法)を採用、また現地工事管理システムを活用したことで、工期短縮を実現した。
最高水準へ
日立は、メガソーラー発電システムを構成する重要な機器を多数手がけた経験と実績をいかし、今後も最高水準のメガソーラー発電システム全体に貢献していく。
また、自然エネルギー関連分野での事業を積極展開し、環境の良い社会の実現を目指す構えだ。
▼外部リンク
日立製作所・ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/