ゲーム開発の体制を強化
カプコンは、4月14日、大阪本社周辺で、2棟の研究開発ビル建設に着手したことを発表した。
スマートフォンの普及からゲーム市場は拡大、ビジネスモデルの転換も求められている現状があり、カプコンでは開発部門を集約し、品質向上に努め、開発人員も積極的に採用していく。
(画像はプレスリリースより)
両研究開発ビルの概要
両研究開発ビルは、大規模地震対策として免震構造を採用した。また、西日を遮断し空調負荷を軽減するため、南北の壁面に凹凸のある外装を施し、環境にも配慮する。
さらに、最新設備として、モーションキャプチャー室や効果音を作成・収録する録音スタジオだけでなく、100名以上収容できる多目的スペースを設置するのが特長だ。
なお、研究開発ビルS棟(仮称)は2015年1月に竣工予定で、一方、N棟(仮称)は2016年2月の完成を目指す。
今後の展望
カプコンは、これらのビルの建設により、開発の「機動力」や「統制力」を高め、多様化するユーザーのニーズに応えていく。
従来の家庭用ゲームだけでなく、オリジナリティあふれるゲームの創造、モバイルコンテンツやPCオンライン開発を促進しながら優位性を確保していく構えだ。
▼外部リンク
カプコン・プレスリリース
http://www.capcom.co.jp/ir/news/html/140414.html