大林組、技術研究所本館テクノステーションで、国内初のソースZEB化工事が完了

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大林組、技術研究所本館テクノステーションで、国内初のソースZEB化工事が完了

2014年04月10日 20:00

国内初のソースZEB化工事が完了

大林組は、4月8日、東京都清瀬市の大林組技術研究所本館テクノステーション(以下 テクノステーション)において、国内初のソースZEB化への工事を完了したことを発表した。

ZEBとは、エネルギー生産と消費の年間収支をゼロにすることを目指した建物で、ソースZEBとは、再生可能エネルギーなどの利用により、建物運用時の一次エネルギー消費量を、年間を通じてゼロにする建物である。

経済産業省の「エネルギー基本計画」において、あるいは世界的にもZEBを実現することを目指す取り組みが進んでいるという。

(画像はプレスリリースより)

世界的にも先進的な事例

テクノステーションでは、空調・給排水・照明機器の制御の改善と高効率化を図り、コージェネレーション排熱を有効利用していく。さらに、敷地内建物の上部空間を利用した新たな太陽光発電設備の導入による買電量の削減に努める。

このように、省エネ化や運用改善による消費エネルギーの削減量を維持しながら、施設内の再生可能エネルギー発電量で相殺することで、2014年度には、エネルギー収支ゼロのソースZEBを達成する見込みだ。

なお、大規模建物での本格的なソースZEB化は国内初であるが、世界的にみてもあまり例のない、先進的な事例だという。

最新の環境技術と省エネ技術をいかして

大林組には、これまでもZEBへ先進的に取り組んできた経験と実績があり、テクノステーションは国内最高得点で認証されている。

これらの技術と豊富なノウハウを活用していくことで、これからも省エネルギー化や環境に配慮した社会の実現を目指す構えだ。

▼外部リンク

 

大林組・プレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/press/news20140408_01

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