土地の有効利用と、再生可能エネルギーの確保
三井不動産の「三井不動産苫小牧太陽光発電所」が4月1日に竣工し、同日付で北海道電力への売電事業をスタートさせた。
電気化学工業と日本ゼオンが保有する、北海道苫小牧市字沼ノ端の面積約37ヘクタールの土地を有効活用するために、太陽光発電(メガソーラー)事業用地として20年契約で貸与する。
発電出力は約23MW。年間の発電電力量は、一般家庭の年間消費電力量約6,600世帯分に当たる約2,400万kWh。三井不動産の太陽光発電所の中では、最大出力を誇る発電所となる。
(画像は、三井不動産のニュースリリースより)
年間発電量7,200万kWhを目指す
「三井不動産苫小牧太陽光発電所」を含む、三井不動産が展開・計画中の全5施設の発電出力総量は、約68MWとなる。年間発電電力量に換算すると、一般家庭の年間消費電力量約20,000世帯分に相当する約7,200万kWhとなる見込みだ。
三井不動産、電気化学工業、日本ゼオン各社は今後も、再生可能エネルギー発電によるエネルギー調達のベストミックスと、多様な自給エネルギーの確保を通じて社会的貢献を果たしていくとしている。
▼外部リンク
三井不動産株式会社のニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news.html
電気化学工業株式会社のニュースリリース
http://www.denka.co.jp/news/pdf/20140402_tomakomai.pdf
日本ゼオン株式会社のプレスリリース
http://www.zeon.co.jp/press/140402.html