パナホーム株式会社(以下:パナホーム)は、工業化住宅として業界初となる都市型7階建住宅「Vieuno7(ビューノセブン)」を4月16日から発売することを発表した。
Vieuno7は、重量鉄骨ラーメン構造で、これまで同社が3~5階建てで培ったノウハウを生かし、より都市型住宅に適合した特徴を持ったものとなっている。
(画像はプレスリリースより)
都市部における住宅建設では、郊外に比べ、敷地の狭さや建物の密集、法的条件などの制約が多い。
そのため、建物を多層化し、住宅を店舗や賃貸にも利用するなど、敷地を有効活用するプランの提案が求められる。また、近隣への配慮やコスト低減の面からも、迅速かつ合理的な施工も重要だ。
このような状況を踏まえ、Vieuno7は、都市に合った工法と、自宅・賃貸住戸・店舗併用ができることを特徴としている。
まず、建物の基本寸法が同等である同一の構造システム・モジュール設計により、どの階においても高さと広さを実現。また、部材の工場生産率を高めることで品質の安定性を図りつつ、大幅な現場作業の軽減と工期短縮を可能にした。
さらに、耐力壁のない重量鉄骨ラーメン構造を採用、各戸の間取り・内装・設備などのリフォームが簡単で、建物の資産価値を持続させることができるほか、立体解析プログラムによる構造設計で、柱が少ない大空間の設計も行える。
2015年1月には相続税の税制改正が予定されているが、パナホームは、Vieuno7で提案する多彩なプラン・用途というコンセプトが、節税対応にも非常に有効なものになるとみている。
▼外部リンク
工業化住宅初の都市型7階建住宅「Vieuno7」新発売
http://www.panahome.jp/company/news/release/
パナホーム株式会社
http://www.panahome.jp/