瀬戸内エリアのメガソーラープラントで試運転開始

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瀬戸内エリアのメガソーラープラントで試運転開始

2014年03月24日 22:00

事業拡大へ一歩前進

清水建設株式会社(本社:東京都中央区、社長:宮本洋一)は、兵庫県赤穂市に建設中だった出力1万kW(パネル出力1.2万kW)のメガソーラープラント「赤穂太陽光発電所」が3月19日竣工、試験運転を開始したと発表した。

このメガソーラープラントは100%出資子会社の「赤穂太陽光発電株式会社」が施設運営を行い、平成26年4月1日から20年間、発電全量を40円(税抜き)/kWhで関西電力株式会社に売電する予定だ。

(画像はプレスリリースより)

サステナビリティを徹底追求

顧客ニーズの多様化、競争力の激化による国内市場縮小、地球環境保全活動等、昨今の社会情勢の変化はめまぐるしいが、同社はその外的環境にしなやかに順応すべく強化方針を打ち出した。

経営基盤強化方針および事業基盤強化方針によって全事業の機軸を「環境」に置き、社会においても建造物においても徹底的に持続可能性(サステナビリティ)を追求する『スマートソリューション・カンパニー』を目指す。

従来のコアビジネスとしての建設と『環境ソリューションのベストミックスによりグリーン・コンストラクターとしてトップランナーの地位を築く』ことが理想の姿だ。

このメガソーラープラントは同社の長期ビジョンの具体化としてストックマネジメント事業とサステナビリティ事業の強化方針に基づき、約35億円を投入して建設を進めてきたものだ。

兵庫県赤穂市西浜工業団地内に位置する建設地は16万㎡(約5万坪)もの広大な敷地で、温暖な瀬戸内海エリアであることから年間通じてかなりの日照量が期待でき、安定的発電量が見込める。

この好条件からプラント運営が成功を収めれば、ストックマネジメント事業としての長期的・安定的収益確保と、サステナビリティ事業として計画中のメガソーラープラントの受注拡大を促進できるとの考えだ。

『スマートソリューション・カンパニー』を目指して

同社は建設と環境ソリューションのベストミックスとしてのグリーン・コンストラクターを模索しつつ、今後もメガソーラープラントはもちろん、陸上・海上での風力発電・地熱発電等の再生可能エネルギー関連施設の受注拡大を目指すとしている。

▼外部リンク

 

清水建設株式会社 プレスリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2014/2013066.html

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