環状第二号線の整備と一体化した超高層タワー
森ビルは3月20日、「虎ノ門ヒルズ」の開業日が6月11日に決定したと発表した。
「虎ノ門ヒルズ」は東京都が施工する、環状第二号線新橋・虎ノ門地区の再開発事業のうち、III街区再開発ビルに指定された建築物。東京都が事業パートナーとして「特定建築者」を公募し、森ビルが選ばれた。
環状第二号線の本線部が建物の地下を貫通する、画期的な超高層タワービルとして話題を呼んでいる。規模は地下5階、地上52階建て。高さ247m、延床面積24万4,360平米を誇る。
(画像はニュースリリースより)
高層フロアには、注目のホテル「アンダーズ 東京」
47階~52階までの高層フロアには、ハイアット系列のホテル「アンダーズ 東京」がオープンする。これまでの概念を覆す画期的なサービスを提供するホテルとして、早くも期待が寄せられている。
37階~46階は眺望抜群で「アンダーズ 東京」のサービスも利用できるハイクラス住宅。6~35階には最高スペックを備えたオフィス。4~5階は国際会議から展示会まで幅広い用途に利用できるカンファレンス施設。1~4階には、飲食店などの商業施設が入る。
虎ノ門は、東京都が外国企業を誘致する「アジアヘッドクォーター特区」にも指定されており、「環状第二号線(新橋・虎ノ門間)」開通。「2020年東京五輪」開催などのシナジー効果も期待できるため、国際新都心の新たなランドマークとして、世界から注目が集まりそうだ。
▼外部リンク
森ビル株式会社のニュースリリース
http://www.mori.co.jp/company/press/2761.html