戸田建設、メガソーラー発電事業に参画

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戸田建設、メガソーラー発電事業に参画

2014年02月18日 19:00

長崎田手原メガソーラー発電所を着工

戸田建設株式会社(以下、戸田建設)は、長崎県長崎市田手原のゴルフ場跡地112haのうち開発済みの土地を含む28haにモジュール容量13.2MWのメガソーラー発電所を建設する。株式会社ダイヤモンドソーラージャパン(以下、ダイヤモンドソーラージャパン)、三菱UFJリース株式会社(以下、三菱UFJリース)と共同出資して設立した長崎田手原ソーラー合同会社が事業主体だ。

(画像はニュースリリースより)

長崎田手原ソーラー合同会社の出資比率は、ダイヤモンドソーラージャパンが50%、三菱UFJリースが10%、戸田建設は40%だ。事業スキームとしては、長崎田手原ソーラー合同会社が総事業費の約2割を負担し、金融機関からのプロジェクトファイナンスにより約8割の資金を調達する計画だ。発電した電力は、「再生可能エネルギーの固定買取価格制度」を活用し、全量を九州電力株式会社に売電する。

発電事業開始は、2015年4月15日を予定

長崎田手原メガソーラー発電所の建設工期は、2014年2月15日から2015年4月15日までで、発電事業の開始は2015年4月15日の予定だ。三菱電機製の261ワットの太陽電池モジュール5万554枚を使用し、初年度想定の年間発電量は約1300万kWhの予定だ。

今回のプロジェクトで、戸田建設はメガソーラー発電所の設計と建設も担当する。地形の高低差とパネル同士の影の影響を考慮した設計としているほか、地形の起伏や地盤の状態による施工性への配慮と解体時も含めたコスト低減のため、架台の基礎は長さ1mの杭基礎方式と布基礎方式を併用するなどしている。

戸田建設は、今回のプロジェクトを通じて、企画段階から設計・調達・施工、運用段階までのノウハウを獲得し、今後はメガソーラー発電事業において、発電事業者としても参画していく考えだ。

▼外部リンク

 

戸田建設株式会社のニュースリリース
http://www.toda.co.jp/news/2014/20140214.html

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