最新鋭のセンターが完成
東芝は2月6日、発電システム事業の主要製造拠点である京浜事業所(神奈川県横浜市)内で建設を進めてきたグローバルエンジニアリング・製造センター(以下、新センター)が完成し、同日稼働を開始したことを発表した。
新センターには発電システム事業を推進する機能と、グローバルにものづくりを展開するために海外拠点を指導・支援するという、2種類の機能があり、今後、東芝グループのエネルギー事業を推進する中核拠点としての役割を果たすとしている。
(画像はプレスリリースより)
新センターにおいて
建物には免震構造を採用したほか、津波を考慮した高床設置の非常電源を設置し事業の継続性を強化、また、最新のエネルギー管理システムや省エネ設備を導入することで、エネルギー使用量を約33%削減できる。
さらに、最先端のICT環境のもと、エンジニアリング、製造、調達などの機能を集約、これにより、国内外拠点とのコラボレーションおよびコミュニケーションを促進し、エンジニアリングの品質や生産のスピードの向上を図ることも可能となった。
発電事業をさらに拡大
東芝は、国内外の拠点、例えば川崎市の「スマートコミュニティセンター」、インドで発電システムの製造から保守・サービスまで手掛ける「東芝ジェイエスダブリュー・パワーシステム社」などとの連携をより深めていきたいとしている。
さらに、新興国をはじめとしたグローバルなエネルギー需要の拡大に対応するため、発電事業におけるグローバル展開を加速していく構えだ。
▼外部リンク
東芝プレスリリース
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