ゴルフ場跡地に
JFEエンジニアリングは、2月3日、福島県須賀川市でメガソーラー「サニーソーラー福島中央発電所」の設計・建設を受注し、同日より着工開始したことを発表した。
建設されるメガソーラーは、パネル約105,000枚を設置し、設備容量26.2MWで年間2,600万kWhの発電量(一般家庭8,000世帯分の消費電力に相当)を見込んでいるという。
新発電所は2015年3月に完成し、発電した電力は再生可能エネルギー買取制度(FIT)により、全量東北電力に売電される予定だ。
(画像はニュースリリースより)
地形を最大限生かして
この計画はオリジナル健康食品の企画販売等を行っているサニーヘルスが、閉鎖されていた福島空港ゴルフクラブの遊休地を購入することにより進められ、その跡地においてメガソーラーによる電力供給を行うものである。
JFEエンジニアリングはオリックスと企業連合を組み、提案型入札に参加。発電所仕様に関し、造成工事を最小限にとどめ、現状の地形や起伏を最大活用する視点でパネルレイアウトなどを提案、評価され、今回の受注に至ったという。
活発化する太陽光発電投資
これまでに全国で40箇所以上、メガソーラーを受注しているJFEエンジニアリンググループだが、2015年度末までに更に300MW分のメガソーラーを手掛けるべく、エンジニアリングを展開していきたいとしている。
▼外部リンク
JFEエンジニアリングニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp