関西国際空港にアジアの空港で最大級のメガソーラー完成

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関西国際空港にアジアの空港で最大級のメガソーラー完成

2014年01月28日 03:00

2014年2月1日発電開始

昭和シェル石油株式会社の子会社であるソーラーフロンティア株式会社(以下:ソーラーフロンティア)は、24日、関西空港内に大規模太陽光発電施設(メガソーラー)が完工したことを発表した。

これは、同社と、株式会社日本政策投資銀行が共同で設立した、SFソーラーパワー株式会社の100%子会社であるSF関西メガソーラー株式会社によるもので、関西空港のスマートアイランド構想の一環。2014年2月1日に発電開始の予定となっている。

(画像はニュースリリースより)

高効率で防眩性も有するCIS薄膜太陽電池

設置されたメガソーラーの発電容量は約11,600キロワット。初年度の予想発電電力量は約1200万kwhで、これは一般住宅の年間電力使用量の約4,100世帯分に相当する。また、CO2に換算すると約4,000t分に当たるという。

今回、用いられているソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池は、同社の独自技術による次世代太陽電池として注目されている。設置容量あたりの総発電量が高く、経済効率がいいだけでなく、環境にも優しいという特徴を持つ。

また、光の反射が航空機の運航に影響を与えない防眩性により、空港への設置も可能となったと言える。

海外マーケットへの発信にも意欲

ソーラーフロンティアは、今回のメガソーラー設置で、発電事業者としての維持・管理のノウハウを磨き上げていく考えだ。

さらには、関西国際空港内という立地を生かし、CIS薄膜太陽電池の性能と、同社の運営力の高さを、グローバルマーケットに対しても発信していくとしている。

▼外部リンク

 

関西国際空港メガソーラーが完成
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2014/

ソーラーフロンティア株式会社
http://www.solar-frontier.com/jpn/index.html

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