物流不動産の所有・運営・開発事業を展開しているプロロジスは、22日、楽天グループの専用物流施設「プロロジスパーク川西」の竣工式を、兵庫県川西市の同施設内にて行ったことを発表した。
竣工式には「プロロジスパーク川西」に入居する楽天株式社、施設所在地である川西市、設計・施工担当の清水建設株式会社、および、プロロジスの各関係者が列席し、施設の完成を祝うと共に今後の事業の発展を祈願した。
「プロロジスパーク川西」は、今後、楽天グループの関西地域の物流拠点として利用される予定。
(画像はプレスリリースより)
施設の場所は、阪神高速道路11号池田線および中国自動車道の池田インターチェンジ、名神高速道路の尼崎インターチェンジに近く、国道176号線より約500mの地点に位置している。
さらに大阪国際空港(伊丹)にも近接し、大阪市中心部はもちろん、神戸や京都など、広域関西圏をカバーする物流拠点として非常に利便性の高い立地となっている。
また、JR福知山線 北伊丹駅より約1.7kmと公共交通のアクセスにも優れ、従業員の確保にも非常に有利である。
施設は、敷地面積約37,800平方メートルの敷地に、地上6階建、延床面積76,800平方メートルの広さ。地上階でのトラックバースのほか、上り・下りのスロープを備え、上階に設置されるトラックバースに対しワンウェイでの車両動線を確保している。
庫内には荷物用エレベーターを設置し、効率的なオペレーションを実現。また、プロロジスが開発する施設の標準仕様として、外壁への断熱サンドイッチパネル、屋根にダブル折板を採用しているほか、屋上には緑化も導入している。
プロロジスは、関西地区において、この「プロロジスパーク川西」を含めて10棟の物流施設を運営中。さらに、今年12月竣工予定の「プロロジスパーク神戸」、2015年1月竣工予定の「プロロジスパーク大阪5」の2棟も開発中となっている。
▼外部リンク
「プロロジスパーク川西」の竣工式を挙行
http://www.prologis.co.jp/new/distribution/131122.html