住友不動産株式会社(東京都新宿区)は、28日、地権者ならびに参加組合員として参画している「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」 の建物本体工事に着手したことを発表した。
この事業は、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に隣接した約 2.7ha の広大な区域に、高さ約 249mの業務棟(40階)、住宅棟(27階)、商業棟(3階)の 3つの施設で構成される大規模複合開発。 延床面積約 20万㎡(約 6万坪)は住友不動産最大級のプロジェクトとなる。
竣工は平成28年3月の予定。設計は株式会社日建設計が、施工は大成・大林建設共同企業体が担当する。
(画像はニュースリリースより)
「六本木一丁目」駅の東側地区は、住友不動産が参画した再開発事業「泉ガーデン」や、「アークヒルズ」といった市街地整備がすでに行われてきた。
一方、今回の事業の施行区域となる西側は、高低差の著しい立地特性に加え、老朽化したビルなど様々な建物が混在し、駅前という立地条件に見合った土地の有効利用がなされていなかった。
住友不動産は、この事業において、「泉ガーデン」との街並みの連続性や調和を図りつつ、高低差のある地形的特性を活かし、施行区域を南北 2つに分け、駅前拠点にふさわしい機能・用途を備えた施設を整備する。
また、地域貢献の観点から、災害時の一時避難場所としても活用できる複数の広場を設置。「六本木一丁目」駅西口改札口の新設、六本木通りと駅とをつなぐ地下鉄連絡通路の整備や周辺道路の拡幅など、利便性と防災性に優れた街づくりを進めていくとしている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業
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住友不動産株式会社
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