千代田化工建設株式会社(神奈川県横浜市)と、ソーラーフロンティア株式会社(東京都港区)は、2013年9月までに、18のプロジェクトにおいて、累計86メガワットに及ぶ、「CIS薄膜太陽電池」を採用した大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設工事を受注したことを発表した。
各プロジェクトでは、ソーラーフロンティアが「CIS薄膜太陽電池」を供給し、千代田化工建設の100%子会社である千代田システムテクノロジーズ株式会社を含む千代田化工建設グループが建設工事(EPC:設計・調達・建設Engineering, Procurement, Construction)を行っている。
(画像はプレスリリースより)
千代田化工建設グループは、これまで日本を含む40カ国以上の国や地域で、エネルギー関連プラントを手掛けてきた実績を持つ。メガソーラープロジェクトにおいても、その経験とノウハウを活かして、海外の先進的な設計や機器を採用するなど、質の高いプロジェクト遂行に活用している。
一方、ソーラーフロンティアの「CIS薄膜太陽電池モジュール」は、設置後に高い実発電量が期待できる。また、気温や影の影響を受けにくいため、北海道のような寒冷地域から九州のような温暖な地域まで幅広く適応が可能である。
このように、千代田化工建設グループとソーラーフロンティア両社は、メガソーラープロジェクトにおいて、それぞれの強みを持ち寄り、よりコストパフォーマンスに優れ、付加価値の高いメガソーラーを提供している。
両社は、今後も、複数のメガソーラープロジェクトの受注を予定しているが、さらに協力関係を強め、日本での再生可能エネルギーの発展に貢献したいとしている。
▼外部リンク
千代田化工とソーラーフロンティア、全国で計86MWのメガソーラー
https://www.solar-frontier.com/jpn/news/2013/C024767.html
千代田化工建設株式会社
https://www.chiyodacorp.com/jp/
ソーラーフロンティア株式会社
https://www.solar-frontier.com/jpn/index.html