近畿日本鉄道株式会社は、22日、大阪の新しいランドマークとして注目を集めている「あべのハルカス」 が、平成26年3月7日(金)に、全館グランドオープンを迎えることを発表した。
「あべのハルカス」は、近鉄大阪阿倍野橋駅に同社が建設工事を進めている、地下5階、地上60階の超高層複合ビル。展望台、国際級ホテル、オフィス、美術館、百貨店などの都市機能が集積した立体都市で、高さ300mは横浜ランドマークタワーの296mを抜いて日本一となる。
(画像はニュースリリースより)
「あべのハルカス」は、設計を竹中工務店が、施工を竹中工務店、奥村組、大林組、大日本土木、錢高組共同企業体が担当している。
建設にあたっては、ビル内に自然光や外気を取り入れる吹き抜け空間や、屋上緑化、施設から出る廃棄物(生ごみ)をメタン発酵させてエネルギーを回収するバイオガス発電など、CO2の排出を低減する最先端技術が採用された。
17・18階と21~36階部分、貸床面積 約40,000㎡のオフィスフロアは、 グランドオープン前の、平成26年2月から順次入居可能。
全館グランドオープンとなる3月7日からは、展望台「ハルカス300」、「大阪マリオット都ホテル」が営業開始。すでに一部が開業している「あべのハルカス近鉄本店(近鉄百貨店)」も、同日全館オープンとなる。「あべのハルカス美術館」は、 平成26年3月22日(土)に開業の予定だ。
展望台「ハルカス300」は、平成25年11月1日(金)から、団体入場予約受付を開始。「大阪マリオット都ホテル」も、同日から宿泊予約の受付を開始するという。
▼外部リンク
「あべのハルカス」 平成26年3月7日(金)全館グランドオープン
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あべのハルカス
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