株式会社大林組はこの度、インドネシア ジャカルタ市でおこなわれる「ジャカルタ都市高速鉄道プロジェクト(第1期)」の、地上部CP103工区(約3.8Km)を受注したことを発表した。
この建設工事は、清水建設株式会社とPT.JAYA KONSTRUKSI(インドネシア)とのJVで受注し、大林組がスポンサーを務めるもの。工事は2013年10月~2018年6月が予定されている。
(この画像はプレスリリースより)
「ジャカルタ都市高速鉄道プロジェクト」は、ジャカルタ市南部郊外Lebak Bulusからジャカルタ市中心部Bundaran HIの約15.7Kmを結ぶ、都市高速鉄道システムを建設するもの。
この建設工事は、日本の円借款により実施され、ジャカルタ首都圏の深刻な交通渋滞の緩和が目的とされている。
プロジェクトにおいて大林組は、2013年5月に、清水建設スポンサーによるJVで、地下部CP104工区(約1.8Km)とCP105工区(約2.1Km)を受注している。今回の受注は、3工区目となる。
大林組グループは、今回の「ジャカルタ都市高速鉄道プロジェクト」以外でも、海外の鉄道整備工事における数多くの施工実績を有している。
現在は、カナダオンタリオ州トロント市における「エグリントン・トンネル建設工事」や「ウエストン・トンネル建設工事」を施工している。
今後も大林組グループは、北米や東南アジア、中東地域など、数多くの大型鉄道整備工事の発注が見込まれている地域において、積極的な受注活動をおこなっていくとともに、海外への戦略的展開を進めていく方針。
▼外部リンク
株式会社大林組によるプレスリリース
http://www.obayashi.co.jp/press/news20131017_01