三菱地所株式会社は2月20日、東京駅日本橋口前にて開発中の「東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)」の施行者として、A棟新築工事の起工式を行った、と発表した。
東京駅前常盤橋プロジェクトは、国家戦略特別区域の認定事業として、都心の重要インフラの機能を維持・更新しつつ、事業期間10年以上で段階的開発を進める計画である。
プロジェクトは、東京都千代田区大手町二丁目および中央区八重洲一丁目で、敷地面積約31,400平方m、総延面積約686,000平方mに、A~Dの4棟の複合ビルを建設する。
今回着手するA棟は、東京駅日本橋口前至近に立地し、東京メトロ東西線「大手町」駅コンコースと直結する予定。
延床面積約146,000平方mに、最高高さ約212m、地下5階、地上40階建、オフィス・店舗・駐車場からなる複合ビルである。
設計監理は株式会社三菱地所設計、施工は戸田建設株式会社が担当する。
オフィスは、有効面積約23,400坪、フロア面積約780坪の無柱空間で、入居者の希望に合わせフレキシブルにレイアウトできる。
A棟には約8,000人の就業者が見込まれており、コミュニケーションハブ(共用サービススペース)、共用カフェテリア、イベント・ミーティングスペースの設置、ICTサービスの本格導入等により、オープンイノベーションを加速・推進するという。
竣工は、2021年4月末の予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱地所株式会社のニュースリリース
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec180220_tokiwaA.pdf