タイ国は、廃棄物の不法投棄の取締りを強化し、再生可能エネルギーの導入を促進
2018年2月16日、JFEエンジニアリング株式会社(以下、JFEエンジニアリング)は、丸紅株式会社(以下、丸紅)から、タイ国南東部のへマラートチョンブリ工業団地内に建設される廃棄物発電プラント(以下、同プラント)を受注したと発表した。
同国は、廃棄物の不法投棄の取締りを強化するとともに、固定価格買取制度(FIT)による再生可能エネルギーの導入を促進している。
また、他の東南アジア諸国でも、廃棄物発電プラントの需要が一層高まると予想されているとのこと。
受注の概要
同プラントは、全世界で水処理・廃棄物発電事業を行うフランスのスエズ・エンバイロメント社と、タイ国のWHAユーティリティーズ・アンド・パワー社及びグロウエナジー社の合弁会社であるチョンブリ・クリーン・エナジー社が計画したもので、同国で発電プラントの建設実績を豊富に有する丸紅が元請になっており、契約納期は2019年12月末だ。
また、JFEエンジニアリングは、主要機器の設計・調達および据付を行い、試運転時にはスーパーバイザーを派遣する。
同プラントの処理規模はストーカ式1炉で1日当たり360tであり、発電容量が8,630kWとなる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2018/20180216090857.html