新本社ビルにおいて基準一次エネルギー消費量に対して省エネを実現
2018年2月7日、三菱電機株式会社(以下、三菱電機)は、白鷺電気工業株式会社の新本社ビル(以下、同ビル)向けに、ZEBに貢献する設備・システム(以下、同システム)を納入したと発表した。
同システムにより、基準一次エネルギー消費量(以下、同基準)に対して70.1%の省エネを実現したとのこと。なお、同基準は、2016年省エネルギー基準において、地域・建物の用途および部屋の用途ごとに定められている、冷暖房・換気・給湯・照明・昇降機などのエネルギー消費量の合計値だ。
同ビルは、2月15日に竣工式が開催される。
白鷺電気工業新本社ビルに納入する設備・システムの特長
同システムは、三菱電機製の空調・換気・照明・昇降機と中低圧直流配電ネットワークシステムD-SMireeと、株式会社建吉組(以下、建吉組)の地中熱利用換気システム(ジオパワーシステム)・太陽熱利用温水システムや、外皮性能を向上する高断熱材・Low-E複層
なお、建吉組は、地中熱利用換気システム(ジオパワーシステム)の施工会員でZEBプランナーである。
今後は、ZEBプランナーとしてワンストップでサポートし、BEMSを導入して創エネ・省エネの状況を見える化するなど、建物竣工後の各設備の連携制御最適化から日々の運用管理まで、同ビルのエネルギーマネジメントを支援する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱電機 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/