食品工場・し尿処理場・畜産設備などの大処理量案件に最適
2018年2月2日、株式会社鶴見製作所は、「高効率多重円板型脱水機 HJD型」(以下、同脱水機)を新発売すると発表した。
同脱水機は、高効率で大処理量・幅広い汚泥性状に対応しており、主に、食品工場・し尿処理場・畜産設備などの大処理量案件に最適とのこと。
なお、従来機では、閉塞のリスクがある低濃度汚泥の脱水は困難で、固形物回収率に改善の余地があった。
「高効率多重円板型脱水機 HJD型」の概要
同脱水機は、多重板型スクリュ-プレス濃縮機構と多重円板型脱水機構を組み合わせた方式で、特許出願中であり、処理能力72~120kgDS/h・ろ体幅1500mm・総合出力5.9kWの型式HJD-1500と、処理能力96~160kgDS/h・ろ体幅2000mm・総合出力6.3kWの型式HJD-2000がある。
同脱水機は、低濃度汚泥などの幅広い汚泥性状に対応し、「無機凝集剤」と「高分子凝集剤」の2液を調質することにより固定物回収率が向上した。
また、メンテナンス性とコストパフォーマンスが高く、「本体」と「凝集混和タンク」ユニットを分離式構造にしたため、機器の搬入が容易になった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
鶴見製作所 ニュースリリース
http://www.tsurumipump.co.jp/news/2018/0201_2006.php
鶴見製作所 ニュースリリース(詳細)
http://www.tsurumipump.co.jp/products/HJD/