三井ホーム、鹿児島県産のフィンガージョイント材を使用した事務所棟が上棟

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三井ホーム、鹿児島県産のフィンガージョイント材を使用した事務所棟が上棟

2018年01月27日 10:00

県産材のツーバイフォー工法用フィンガージョイント材を主要構造材として採用

2018年1月26日、三井ホーム株式会社は、グループ会社の三井ホーム鹿児島株式会社(以下、同社)が鹿児島県曽於市に施工中である、株式会社伊万里木材市場の事務所棟(以下、同事務所棟)が、上棟となると発表した。

同事務所棟は、延床面積149.05平方メートルの平屋で、木造枠組壁工法の構造であり、構造材として同県産材のツーバイフォー工法用「フィンガージョイント材」(以下、同ジョイント材)を主要構造材として採用している。

また、同事務所棟は、鹿児島県木材共同組合連合会が主催する「国産ツーバイフォー部材・利用促進研修会」(以下、同研修会)の案内ルートに選定されている。

同研修会は、2018年1月26日に実施され、ルートには、同事務所棟の他に、「株式会社さつまファインウッド(ツーバイフォー部材量産工場)」と「ひより保育園(完成見学現場、三井ホーム鹿児島株式会社施工)」が含まれている。

「フィンガージョイント材」の概要

同ジョイント材は、2つの木材をジグザグ状に加工し、その加工部双方を繊維方向に繋ぎ合わせ接着材で接合したたて継ぎ材で、強度が高く、反り・曲がりが少ないため施工性にも優れた特徴があり、使用された製品はJAS規格による検査基準もクリアしている。

また、同ジョイント材は、原木市場で主流である材長3~4mの製品を加工する段階で多く発生する短材を無駄なく活用する加工材であるため、安定供給と環境保全に貢献するとのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

三井ホーム ニュースリリース
http://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2018/180126.pdf

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