野村不動産株式会社は12月14日、タイ国バンコク都にて、現地デベロッパーOrigin Property社(オリジン社)と共同でサービス・アパートメント事業へ参画することを決定した、と発表した。

タイ・バンコクは経済成長に伴い外国企業が増加しており、サービス・アパートメント市場は数年80%超の高い稼働率を示している。
日本人は、製造業を中心とする日系企業の進出により年々増加し、登録外国人駐在員の中で最多の約24%を占めるに至っている。
日本の経済産業省とタイの工業省は、2017年6月7日「東部経済回廊及び産業構造高度化に向けた協力に関する覚書」を交わした。
今後も日系企業を中心に諸外国企業の進出が見込まれており、サービス・アパートメント市場の拡大が予想される。
プロジェクトは、BTSスクンヴィット線「Thong lo(トンロー)」駅から徒歩10分のバンコク都ワッタナー区に、サービス・アパートメントを建設するものである。
ワッタナー区は、高速道路に近く、スワンナプーム国際空港やバンコク東部の工業団地へのアクセスに優れている。また、東南アジア有数の日本人居住区域になっており、日本食レストラン・日本食スーパー・日本語対応可能な総合病院など日本人にとって生活利便性の高い施設が整っている。
サービス・アパートメントは、名称「Staybridge Suites Bangkok Thonglor」(ステイブリッジ・スイート・バンコク・トンロー)、敷地面積約2,800平方m、延床面積約25,500平方m、専有面積約12,000平方m、部屋数303室、地上31階建の予定であるという。
竣工は、2019年第4四半期の予定とのこと。
今回のプロジェクトは、野村不動産の国内外を含め初のサービス・アパートメント事業であるという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
野村不動産株式会社のプレスリリース
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2017121401367.pdf