遠隔監視・運転支援機能を強化しIoT/ビッグデータ分析基盤を確立
2017年12月11日、日立造船株式会社は、大阪本社敷地内に遠隔監視およびIoT/ビッグデータ分析基盤となる「Hitz先端情報技術センター」(以下、同センター)を建設すると発表した。
同社は2011年、本社ビル内に遠隔監視・運転支援センターを設置し、国内30箇所以上のごみ焼却発電プラントを中心とした施設・プラントの運転等のデータ収集・蓄積、分析や、可視化によるデータ活用の高度化、顧客へのサービス拡充に取り組んできた。
一方、近年は、IoT(Internet of Things)、ビッグデータやAI(人工知能)などの先端テクノロジーが飛躍的に進歩し、その活用範囲が拡大しているため、同センターを新設して対応することとなった。
「Hitz先端情報技術センター」の概要
同センターでは、製品・サービスや生産現場などをインターネットで接続し、データの収集・蓄積・分析・可視化のためのIoT/ビッグデータ分析基盤を構築するとともに、企業や大学研究機関との共創エリアを設け、AIやICTを活用して、・開発や実証を行うフィールドとして最適な環境を提供する。
また、従来の24時間/365日の監視体制を維持しながら、開発したシステムの導入から運用・サポートまでを一体化させ、国内外のグループ会社と施設を連携して、事業展開を加速する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立造船 ニュースリリース
https://www.hitachizosen.co.jp/release/2017/12/002921.html