優れた中堅・中小建設関連企業を表彰、JAPANコンストラクション国際賞創設

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優れた中堅・中小建設関連企業を表彰、JAPANコンストラクション国際賞創設

2017年12月11日 13:45

募集は2018年1月31日まで

国土交通省は7日、「JAPANコンストラクション国際賞(国土交通大臣表彰)」を創設し、今年度分の募集を開始したと発表した。国内外で活躍する中堅・中小建設関連企業を表彰することで、競争力強化と企業の海外進出を後押しするのが狙い。募集締切は2018年1月31日(必着)で、募集要項および応募申し込み書は国土交通省ホームページよりダウンロードできる。

同賞は、国内はもちろんアジアをはじめとする海外でも、国内企業がその優れた設計・施工ノウハウや技術力で質の高いインフラの施工実績を残しつつあることから、表彰によってこの高品質なインフラの普及啓発を図るとともに、国内企業の海外における存在感を高め、さらなる海外進出を応援すべく創設されたもの。

あわせて、海外で活躍し評価を得ている企業の存在を日本国内に広めることで、将来業界に携わりうる若年世代へのPRを果たす役割も期待されている。

2部門で海外における優秀な活動を評価

賞は「建設プロジェクト部門」と「中堅・中小建設企業部門」に分かれて募集が行われ、建設プロジェクト部門は海外において設計者、施工者、施主(不動産開発の場合)、施工管理者、およびPPP等の出資者、いずれかの形で参加している建設プロジェクトであり、かつ過去5年以内に完工・瑕疵担保期間が終了したものが応募対象。

一方の「中堅・中小建設企業部門」は、海外において建設や設計、測量、建設資機材の供給等で事業活動を行っている、資本金10億円以下または従業員数300人以下の中堅・中小建設関連企業が対象となる。なお双方の部門について、国内企業がその海外子会社における事業活動や受注実績に基づいて応募することも可能だ。

審査は有識者等で構成する「海外インフラ展開に関する表彰についての検討・審査委員会」が執り行い、インフラの質や技術・ノウハウの活用度合い、現地における評価や人材育成への寄与などの面から総合的に評価。2018年3月に、選考結果の通知と受賞対象の発表、ならびに表彰式が開催される予定となっている。

(画像は国土交通省Webページより)

▼外部リンク

 

国土交通省 報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/

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