ミサワホーム株式会社は11月10日、株式会社門倉組、有限会社工匠、株式会社三橋設計と4社共同で、神奈川県藤沢市が行うPFI方式による藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業において10月末藤沢市との間で基本協定を締結し、本格的にスタートした、と発表した。
PFI(Private Finance Initiative)方式とは、公共施設等の設計、建設、維持管理、運営に、民間の資金とノウハウを活用し、効率的で効果的な公共サービスの提供を目的とした公共事業の手法である。
藤沢市は、市が所有する老朽化した職員住宅や看護師寮を解体し、機能集約と複合化による公共施設整備を目指し、PFI方式の藤沢市藤が岡二丁目地区再整備事業を公募した。
ミサワホームは、地元企業を中心とした4社共同で応募し、今回の契約に至った。
再整備事業の提案計画では、子育て支援、健康維持・介護予防、多世代交流をコンセプトに、スマートウェルネスを実現する拠点施設を建設する。
計画地は神奈川県藤沢市藤が岡二丁目に位置し、敷地面積約3,100平方mに、RC造で地下1階建、地上3階建の施設となる。
公共施設は保育園、子育て広場、放課後児童クラブ、こどもの家、集会所、コミュニティスペースなど、民間施設はクリニック、薬局、放課後等デイサービス、フィットネス、小規模多機能居宅介護、イベントスペースなどである。
ミサワホームは、今後事業主体となる特別目的会社(SPC)に出資し、事業全体の統括マネジメントと設計を担う。また、建設後には、民間収益施設を保有し、テナントの選定や一部施設の運営に携わる予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
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ミサワホーム株式会社のニュースリリース
http://www.misawa.co.jp/