マイジック―南タンロン区間の都市高速道路工事
三井住友建設株式会社は11月6日、ベトナム社会主義共和国ハノイ市の外郭に沿う環状3号線のうち、マイジック―南タンロン区間の都市高速道路工事を受注した、と発表した。
マイジック―南タンロン区間を結ぶハノイ市環状3号線整備事業は、2013年12月有償資金協力として契約額205.91億円で調印された日本の政府開発援助(ODA)の一環である。
総延長距離2,483.7m、請負金額約74億円、工期28か月
ベトナムは、急速な経済発展、人口増加、モータリゼーションに伴い、幹線道路を中心に交通量が急激に増加している。特にハノイ市は交通量の増大により交通渋滞が深刻化・慢性化し、社会経済活動が阻害されている。
このため、ハノイ市内交通の混雑緩和と、周辺の工業団地やハイフォン市等の周辺地域との交通・物流の円滑化を図るため、ハノイ市環状3号線を整備する。
今回のプロジェクトは、ベトナムの首都ハノイ市市街地の外郭に沿う環状3号線のうち、高規格道路が未整備の5km区間を高架型の都市型高速道路に整備する工事の一部、総延長距離2,483.7mである。
設計は日本工営と大日本コンサルタントの共同企業体、施工監理はオリエンタルコンサルタンツグローバル、オリエンタルコンサルタント、片平エンジニアリング・インターナショナル、TEDI-APECOの共同企業体が担う。
三井住友建設は、シエンコ4グループ共同企業体で施工を行う。共同企業体の請負金額は、約74億円である。
工期は、28か月とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三井住友建設株式会社のニュースリリース
http://www.smcon.co.jp/2017/110620229/